夏の花の定番ともいえるひまわり。
太陽がある方を向き、真っ直ぐに伸びた大きなひまわりは見ているだけでパワーをもらえますよね。
黄色くて元気の出るひまわりですが、花言葉には怖い意味も付けられているのだとか。
ここでは
- ひまわりの花言葉は怖いって本当?
- ひまわりの花言葉の由来
- 本数や色別で変わる意味は?
について紹介します。
Contents
ひまわりの花言葉は怖いって本当?
ひまわりの花言葉には良い意味もあれば、怖いと思われるようなマイナスな意味もつけられています。
ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」「崇拝」です。
暑い夏でも負けじと太陽を向いて咲くひまわりの様子から、良い意味の花言葉がつけられています。
そんなひまわりですが、怖い意味の花言葉も付けられています。
それは「偽りの富」「偽の金貨」「偽りの愛」です。
「偽り」というネガティブな言葉がつけられているため、怖い花言葉とされているようですね。
ひまわりの花言葉の由来
ひまわりの花言葉には一途で情熱的なものと、ネガティブな花言葉がありましたが、それぞれに由来があります。
「あなただけを見つめる」の由来
「あなただけを見つめる」の花言葉にはギリシャ神話が由来になっているといわれています。
由来となったギリシャ神話の内容がこちらです。
水の精クリュティエは太陽の神アポロンに恋をしていて二人は恋人になります。ところがアポロンが別の女性を好きになってしまいクリュティエの片想いとなってしまいます。
嫉妬したクリュティエはアポロンが好きな女性の父に告げ口をし、破局させてしまいました。
これでアポロンは自分のところへ戻ってくると思っていたクリュティエですが、逆にアポロンから嫌われてしまいます。
アポロンを好きなクリュティエは、彼が戻ってくるのを信じ同じ場所で何日も立ち続けて待っていました。
しかし最後はひまわりの姿に変わってしまうのでした。
悲しい最後でしたが、女性の一途な想いが「あなただけを見つめる」という花言葉になったようですね。
「偽りの富」「偽りの金貨」の由来
「偽りの富」や「偽りの金貨」など怖い花言葉の由来となったのは古代インカ帝国時代のペルーでのお話が元になっているようです。
内容は以下の通りです。
インカ帝国時代の南米ペルーでは太陽を神の象徴として崇拝していて、太陽に似ているひまわりも神聖な花とされていました。神殿に仕える巫女は儀式の際にひまわりの形をした金の冠を被っていたのだそう。
しかし、大切にしていたひまわりの冠や装飾品が外国の人に盗まれてしまいました。
そして盗まれてしまった冠たちは金の延べ棒にされてしまいました。
大切にしていた物が勝手に姿を変えられて使われてしまったことから、「偽り」と付けられたようですね。
ひまわりの本数や色別で変わる花言葉の意味は?
ひまわりには本数や色、それから大きさなどによって違う花言葉が付けられています。
それぞれの花言葉の意味を以下にまとめました。
ひまわりの本数別の花言葉
ひまわりは本数によって変わる花言葉があるため、プロポーズなど告白する時にも贈られることがあります。
本数 | 花言葉 |
---|---|
1本 | 「一目惚れ」 |
3本 | 「愛の告白」 |
7本 | 「秘かな愛」 |
11本 | 「最愛」 |
16本 | 「不安な愛」 |
17本 | 「絶望の愛」 |
40本 | 「あなたに永遠の愛を誓います」 |
99本 | 「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」 |
108本 | 「結婚しよう」 |
999本 | 「何度生まれ変わってもあなたを愛す」 |
11本までは告白するときに、99本以上からがプロポーズ向けの意味となっています。
本数別に意味があり愛の告白でも贈られるとなると薔薇に似ていますが、ひまわりの花束をもらうのも嬉しいですよね。
ひまわりの色別・品種別・大きさ別の花言葉の意味
ひまわりといえば黄色ですが、その中でも白っぽいものや赤みのあるひまわりも存在していて花言葉も変わっています。
品種によっても花言葉がつけらています。
色・品種など | 花言葉 |
---|---|
白 | 「程よき恋愛」 |
黄色 サンリッチレモン |
「未来を見つめて」 |
オレンジ サンリッチオレンジ |
「願望」 |
赤紫・茶色 | 「悲哀」 |
サマーチャイルド | 「元気な子供」 |
大輪のひまわり | 「偽りの愛」「ニセの金持ち」 |
小輪のひまわり | 「高貴」「愛慕」 |
良い意味も悪い意味もどちらもあるため、贈り物として渡す際には気をつけたいですね。
ひまわりの花言葉は怖いって本当?由来や本数・色別で変わる意味のまとめ
ひまわりの花言葉の意味や由来についてまとめました。
ひまわりには恋心を伝えられるような良い意味の花言葉もあれば、「偽り」といったマイナスな花言葉も少しあります。
本数や色別の花言葉もありプロポーズだけでなく、お世話になっている人やお祝いごとなど相手問わずにプレゼントのできる花です。
怖い花言葉に気をつけつつ、大事な人に贈るにはぴったりですね!