桔梗は夏から秋にかけて咲き、星の形をした可愛いらしい花です。
日本人の身近にある花の1つで家紋や万葉集に使われていたり、秋の七草の1つにもなっています。
昔から好まれている桔梗ですが、花言葉には怖い由来があるとの噂があるのだとか。
今回は、気になる桔梗の花言葉の由来や色別によって違う意味をまとめました。
ここでは
- 桔梗の花言葉は怖い由来がある?
- 紫・白など色別の意味は?
- 桔梗の花言葉の英語の意味は?
について紹介します。
Contents
桔梗の花言葉は怖い由来がある?
まず桔梗の花言葉を紹介します。
桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」です。
このような意味を持つようになった背景には、戦争に行く男性の帰りを長い間待っていた女性の話に由来していると言われています。
その由来にはいくつかの説があります。
- 女性が「桔梗」という名前だった
- 女性の家紋が「桔梗」だった
- 長い間待つ女性の姿が誠実で気品があるように見えた
- 戦争から帰った男性が、帰りを待っていた女性が他の男性と浮気をしていると勘違いしたことで、女性が身の潔白を証明するために亡くなってしまった
- その後を追って男性も命を絶ったことで2人の愛は永遠となった
桔梗の花言葉に怖い意味はありませんが、由来を見てみると怖いと感じてしまうのかもしれません。
いずれにしても長い時間愛する人を待ち続ける女性の姿というのは、かっこよくもあり美しく見えたのでしょう。
桔梗には良い意味の花言葉が多く、五角形をしていることからも縁起の良い花です。
家族や友人へプレゼントとして贈ってみるのも良いですね!
桔梗の紫•白など色別の意味は?
桔梗といえば紫の印象が強いですが、他にも白やピンクなどの色もあります。
それぞれ若干花言葉も違う意味が付いています。
以下に桔梗の色別の花言葉をまとめました。
紫の桔梗の花言葉
紫の桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」「気品」です。
紫は昔から高貴な色とされていたことから「気品」という意味が付けられています。
紫の桔梗は凛としていてかっこいいですよね。
白の桔梗の花言葉
白の桔梗の花言葉は「清楚」「従順」です。
純白な白のイメージに合う意味の花言葉が付けられていますね。
ピンクの桔梗の花言葉
ピンクの桔梗の花言葉は「幸薄」です。
ピンクだけあまり良くない意味の花言葉が付けられています。
プレゼントとして贈る際には、相手との関係性などに注意が必要です。
桔梗の花言葉の英語の意味は?
桔梗の英語の花言葉は「endless love(永遠の愛)」「honesty(正直者、誠実な人)」「the return of a friend is desired(友人の帰りを願う)」「obedience(従順)」です。
海外では、戦争へ行く友人の帰りを願って桔梗を植えていたことが花言葉の由来となっています。
ちなみに、桔梗の英名は「Balloon flower(バルーン・フラワー)」で、桔梗の花の形からつけられています。
星形の桔梗ですが、バルーンフラワーというのは蕾の姿から名付けられています。
桔梗の蕾がこちらです。
この蕾が開くときは、風船のように膨らんで徐々に開いていきます。
育ててみると面白いかもしれませんね。
桔梗の花言葉は怖い由来がある?紫・白などの色別や英語の意味のまとめ
桔梗の花言葉の由来や意味についてまとめました。
花言葉には怖い意味はありませんが、由来となった戦争へ行った男性と帰りを待つ女性の最後が怖いイメージとして残ってしまっているようです。
桔梗の気品のある色や縁起のいい形、それから花言葉の素敵な意味から、魅力のある花で昔から愛されているのも納得ですね!