3月から6月にかけて咲くミモザは、黄色くてふわふわしているのが特徴です。
男性から女性へ、友人同士、それから頼りにしている人へなど、プレゼントとして選ばれる機会が多い花です。
花には花言葉というものがありますが、ミモザを贈り物として選ぶ際には花言葉に怖い意味は無いかと気になりますよね。
ここでは、
- ミモザの花言葉は怖い意味がある?
- アカシアとニセアカシアとの違いは?
について紹介します。
ミモザを調べていると「アカシア」や「ニセアカシア(ハリエンジュ)」もヒットするので、違いについてもまとめたので最後までご覧くださいね。
Contents
ミモザの花言葉は怖い意味がある?
ミモザの花言葉には怖い意味はありません。
ミモザの花言葉は国や花の色によっていくつかの意味を持っています。
以下にミモザの花言葉をまとめました。
国による花言葉
日本とイタリア、それからフランスの花言葉を紹介します。
日本
日本のミモザの花言葉は「優雅・友情」です。
ミモザの小さくて丸い花がたくさん集まっている様子が、上品に見えることから優雅という意味が付けられています。
イタリア
イタリアのミモザの花言葉は「感謝」です。
イタリアでは3月8日の「国際女性デー」を「ミモザの日」と呼んでいます。
この日は男性から女性に日頃の感謝の気持ちを込めて、ミモザの花を贈ることが風習となっています。
また、女性は家事や育児をせずに友人らと遅くまで好きなことを楽しむ時間にできる素敵な日なのです。
フランス
フランスのミモザの花言葉は「思いやり・豊かな感性」です。
フランスではミモザに似たオジギソウもミモザと呼んでいます。
オジギソウは少し触れただけですぐに葉を閉じる繊細な植物のため、感受性の高い意味の花言葉となっています。
色の違いによる花言葉
ミモザは黄色だけでなくオレンジや白といった色の花もあります。
それぞれの色に花言葉があるので紹介します。
黄色
黄色の花言葉は「秘密の恋」です。
ネイティブ・アメリカンの間では若い男性が告白する際にミモザの花を贈り、女性が無言で受け取ると想いを受け入れたとされています。
このことからその意味がつけられています。
オレンジ
オレンジの花言葉は「エレガント・上品」です。
小さなオレンジの花が集まっている様子がとても上品でエレガントに見えることからつけられています。
白
白の花言葉は「頼られる人・死に勝る愛情」です。
白いミモザはその姿が儚げである反面、強い意味の花言葉がつけられています。
強く思っている相手に白いミモザを贈ってもよいですね。
ミモザのアカシアとニセアカシアとの違いは?
ミモザを調べていると「アカシア」や「ニセアカシア(ハリエンジュ)」の単語が出てくることがあります。
というのも、ミモザとは「アカシア」のことを指すからです。
「ニセアカシア(ハリエンジュ)」と呼ばれる花もあることでその関係性に混乱してしまいがちなため、違いについて紹介します。
ミモザとアカシアの関係
ミモザといえば黄色いポンポンに似た小さな花を想像すると思いますが、実は「マメ科アカシア」の総称のことを「ミモザ」と呼んでいます。
本来、ミモザという言葉は「オジギソウ」という植物の学名なのです。
オジギソウは丸くてピンクの花です。
こちらがオジギソウの画像です。
アカシアがヨーロッパへ入ってきた時にオジギソウに似ていることから「ミモザアカシア」と呼ばれていました。
いつしかミモザアカシアが略されて「アカシア」のことを「ミモザ」と呼ぶようになったのです。
アカシアとニセアカシアの違い
「アカシア」と「ニセアカシア(ハリエンジュ)」は全く別の形の花です。
そのため「ミモザ」と「ニセアカシア(ハリエンジュ)」には関係がありません。
ニセアカシアは寒さに強い花で白い花を咲かせます。
こちらが「ニセアカシア」の画像です。
また、厄介なことに「ニセアカシア(ハリエンジュ)」は「アカシア蜂蜜」の原料として使われているため、「アカシア」とも呼ばれているのです。
紛らわしいですね。
黄色い花であるアカシアを「ミモザ」と呼び、アカシア蜂蜜に使われているアカシアを「ニセアカシア(ハリエンジュ)」と呼んでいます。
ミモザの花言葉は怖い意味がある?アカシアとニセアカシアとの違いのまとめ
ミモザの花言葉に怖い意味があるのか、またアカシアとニセアカシアの違いについて紹介しました。
ミモザには怖い意味の花言葉は無く、男性から女性へ感謝の気持ちや愛情の意味を込めて贈る花です。
ミモザはアカシアの総称で、ニセアカシアとは関係がありません。
是非ミモザの花をプレゼントとして贈ってみてくださいね!